ケーブルテレビとは?
ケーブルテレビは光回線と何が違うの?
いろいろな会社があって選ぶのが難しいのでは?
今回はそういった疑問について解説していきます。
ケーブルテレビの仕組み
一般的にテレビを視聴する場合、建物の屋根や屋上に
アンテナを設置して電波を受信して視聴をしていました。
CATVと言われるケーブルテレビは地下や電柱をつたって
独自のケーブル網を通じて家庭や企業にサービスを提供しています。
電波で視聴していたテレビがケーブル用の電線をつかって視聴ができるようになった
ケーブルテレビの特徴
テレビの視聴品質について
地上波でテレビを視聴する際、電波の届きにくい山間部では受信が困難な場合がありますが、
ケーブル網が通っていれば安定した視聴が可能です。
また、天候による電波の乱れによる不安定な視聴もなくなる利点があります。
視聴放送について
アンテナでテレビを視聴する場合、地上波の他にBSやCSも視聴しようとすると
BS用・CS用それぞれのアンテナを購入して設置工事をしないといけません。
購入設置費を合わせると数千円~数万円と費用も掛かってしまいますが、
ケーブルテレビの場合は線を一本宅内に引き込むことで
地上波・BS放送・CS放送を視聴することが可能となります。
視聴番組について
通常の地上波番組に加えて、ローカル番組と呼ばれる
ケーブルテレビ独自のチャンネルが存在します。
ここでは学校の運動会や地域の祭りなど周辺地域で行われている
行事を視聴することができるのもケーブルテレビの利点といえます。
NHKの受信料もケーブルテレビとあわせて支払うことで割引が適用される
ケーブルテレビとインターネット
ここまでケーブルテレビのテレビ利用についてお話をしましたが、
ケーブルテレビではテレビの他にインターネットや電話のサービスも利用ができます。
インターネットについて
元々ケーブルテレビのインターネットは同軸ケーブルと呼ばれる
テレビの信号を流すケーブルでインターネットを利用していましたが、
現在では光回線へと移行しているケーブルテレビ会社が増えてきています。
また回線とプロバイダが一体化となっている為、
それぞれ別の会社と契約をする必要がありません。
ポイント
光回線が光ファイバーを用いる回線に対して、ケーブルテレビの光回線は
同軸ケーブルと光ファイバーを組み合わせて接続をしている回線になります。
速度について
一般的な光回線と同じく1Gbpsのサービスが多いですが、
最大で10Gbpsの速度を提供しているケーブルテレビ会社も存在しています。
料金について
料金については会社ごとに違うため、住んでいる地域のケーブルテレビ会社へ
問い合わせする必要があります。
インターネットのみを利用するのではなく、電話やテレビと
あわせて契約をするケースも多くある為、
セットでの契約でプランによって3,000円台~6,000円台と幅広いです。
また、インターネットの速度やテレビの視聴番組数によっても異なります。
ケーブルテレビ会社の選び方
ケーブルテレビはどこに住んでいても自由に選べるわけではありません。
全国的に展開をしている会社ではなく、
市区町村によってケーブルテレビ会社は異なります。
地域密着だからこそ地域に根付いたサービスやサポートが受けることが
できるのも特徴です。
J:COM(ジェイコム)
全国で約500社あるといわれるケーブルテレビ会社の中で、
全国的にグループ会社と展開している大きな会社に
【ジェイコム】という会社があります。
ジェイコムではAIを搭載したWi-Fiが提供されている為、混雑を回避して
最適にWi-Fiに接続ができるというサービスを展開しています。
まとめ
ケーブルテレビでは地上波の他にBS放送やCS放送などの視聴が
契約一本で可能となり、
インターネット・電話・テレビの3点セットで契約をすることで
請求管理や問い合わせ窓口の一本化など利便性も高い。
インターネットの速度も光回線と接続方法は違うが、
1Gbps~10Gbpsと提供速度も速いものが出てきている。
CS放送ではスポーツ・映画・アニメなど日本に見ならず
海外の番組まで視聴ができる点は、他の光回線サービスに比べ
長けている点と言える。