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光コラボとは?初心者向けに解説します

光コラボの解説動画

光コラボとは

光コラボレーション(通称:光コラボ)とは元々NTT東西が提供していた光回線を

2015年から卸売りを開始して始まった仕組みのことで、

NTT回線を利用して他の事業者がサービスの提供をできるようになりました。

NTTフレッツ光から契約を切り替える場合は【転用】というのりかえ手続きを

することで、基本的な工事や電話番号の変更もなく行うことができる。

これによりNTT東西以外の事業者が独自のサービスとして販売できるようになりました。

実際にはどんな会社があるのでしょうか?

サービスはどのようにして選べばいいの?

今回はその疑問にお答えします!

光コラボ提供会社

2020年では500社以上の会社がサービスを提供されることとなりました。

光コラボ事業者が参入したことで様々な料金体系やサービスがあります。

それによって利用者が自分に合った回線の選択が可能となりました。

NTT西日本光コラボ事業者数

携帯電話会社

携帯電話とセットで契約をすることで割引が適用されるサービス。

ドコモやソフトバンクが代表的であり、

家族で携帯の利用台数が多いとその分割引が入ることから

一般家庭ではとても人気のある光コラボとなっています。

プロバイダ事業者

NTT東西が提供しているフレッツ光ではプロバイダを別で契約する必要がありました。

プロバイダ事業者としてインターネット接続サービスを提供していた会社が、

光回線も扱うことができるようになり、回線+プロバイダの一括提供ができるようになった。

代表的な会社としてOCN・So-net・@nifty・BIGLOBE・ぷららなどがある。

プロバイダ事業者が提供する光コラボでも携帯電話とセットで割引が入るサービスもあり

IT・通信事業者

丸紅・楽天・Ricohなどの大手企業や通信代理店事業を展開している

企業まで幅広く参入しています。

元々サービス提供している会社がユーザーの囲い込みとしても効果があるようです。

光コラボの仕組み

光コラボはサービスの提供を行いますが、従来の光ファイバー網(光回線)自体は

NTTが提供している線を利用する為、面倒な工事が必要ありません。

また、回線とプロバイダが一体型となっているサービスが多いことにより、

問い合わせ窓口や請求窓口を一本にすることが可能となります。

フレッツ光の仕組み図
フレッツ光の仕組み図

のりかえる際の注意点

のりかえをして事業者を変える前に注意しなければいけないことが何点かあります。

フレッツ光利用時の工事残債

フレッツ光から光コラボ事業者へ切り替える際は、フレッツ光を使い始めた時に

掛かる工事費を分割していた場合、光コラボに乗り換えたとしても

払い終わるまでは支払いが続きます。

工事費を補填してくれるコラボ光事業者も中にはあるので、

切り替えになるべく費用が掛からないようサービスを選びましょう。

プロバイダの違約金

フレッツ光と合わせて使っていたプロバイダは光コラボにした場合、

プロバイダが変わることがあります。

その際、利用していたプロバイダは解約となるので違約金が発生する場合があります。

契約期間が1~2年のプロバイダも多く、それ以降は違約金が掛からないケースもあります。

もし光コラボを利用したいが工事の関係でフレッツ光を先に開通させた場合は

違約金の掛からないプロバイダ事業者を選びましょう。

フレッツ光のポイントがなくなる

フレッツ光を利用していた場合、

NTT東日本は【フレッツ光メンバーズクラブ】

NTT西日本は【CLUB NTT-WEST】

というサービスで利用金額に応じてポイントが貯まります。

光コラボに乗り換える際はポイントをグルメや家電などに交換してから行いましょう。

光コラボのメリット

魅力が多い光コラボのメリットを記載します。

各事業者のサービスが適用できる

光コラボ事業者は提供する会社によって独自のサービスを展開しています。

その中でも携帯電話のスマホとセットで利用すると割引が適用される会社もあります。

【ドコモ光】 ドコモのスマホとセットで利用すると割引

【Softbank光】 Softbankのスマホとセットで利用すると割引

【ビッグローブ光】 auのスマホとセットで利用すると割引

【So-net光】  auのスマホとセットで利用すると割引

など使っている携帯電話の会社によって光コラボへのりかえましょう。

月額料金が安くなる

NTT東西では光回線とプロバイダで別々の契約をするため、

月額料金が高い傾向でしたが、

光コラボでは光回線とプロバイダが同じ会社ということもあり、

月額料金を抑えて利用することも可能となっています。

窓口の一本化

フレッツ光の場合は別でプロバイダの契約が必要なため、

回線トラブルがあった場合はNTTへ連絡してプロバイダにも連絡をして

結局どっちに連絡をしたら解消できるかがわかりづらかったですが、

光コラボについては回線とプロバイダが同じ会社なため、

回線トラブルの際はサービス契約会社への連絡で済むので早い対処が可能になります。

また、請求も一本となる為、お金の管理も楽になります。

まとめ

工事の必要がなくお得なサービスへ乗り換えができる光コラボレーション。

フレッツ光で利用しているサービスの引継ぎ有無や契約に伴う費用を頭に入れておけば、

面倒な手続きもなくサービスを利用できることから年々利用者が増えています。

現在では光コラボから光コラボでののりかえ【事業者変更】も可能なため、

より自身にあったサービスの展開が可能となっています。

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