光回線とは?
光回線とは光ファイバーと呼ばれるガラス繊維を使い、光の信号を伝送する
高速通信回線のこと。
電線よりも細く、信号が光で伝送されるため、高速で大容量の通信が可能です。
日本では2000年代に入り、一般家庭でも広く普及されるようになりました。
光回線は速くて便利
使用場所の違い
光回線とはいっても住んでいる場所や使用場所によって契約する内容も異なります。
大きく分けると戸建タイプとマンションタイプがあることを覚えておきましょう。
戸建タイプ
一軒家などの戸建で利用されるタイプ
メゾネットタイプの物件は戸建タイプで申し込みになる場合があるので、
サービスを申し込む際は事前にエリアを調べることが必要です。
特徴
建物に独立した光ファイバーを引き込むので速度が安定して速い!
メリット
・独立した光ファイバーを利用するので速度が速い
デメリット
・マンションタイプに比べ月額料金や工事費・違約金が高い
速度は1Gbpsから最大20Gbpsのサービスまで存在している
マンションタイプ
マンションやアパートで利用されるタイプ
マンションタイプには3つの接続方式があります。
光配線方式・VDSL方式・LAN配線方式
特徴 | 最大通信速度 | |
光配線方式 | 各部屋まで光ファイバーで接続している | 1Gbps |
VDSL方式 | 各部屋まで電話回線で接続している | 100Mbps |
LAN配線方式 | 各部屋までLANケーブルで接続している | 100Mbps |
メリット
・建物内で共同で回線を利用することで利用料金が安い
デメリット
・光配線方式を除くVDSL方式とLAN配線方式においては
利用者が増える時間帯や使用する端末によって速度が遅くなる傾向がある。
光回線の種類
光回線はエリアやサービスも会社によって異なります。
利用目的に応じてサービス提供会社を選びましょう。
大きく分けて3つのカテゴリーに分かれています。
NTTのフレッツ光・光コラボ・電力会社系
NTT東日本・西日本 【フレッツ光】
最大通信速度1Gbps
47都道府県、全国で利用が可能
東日本と西日本でサービス内容や料金が異なる。
回線のみの提供の為、プロバイダの契約が別で必要となる。
一部地域では10Gbps対応のフレッツ光クロスというサービスの利用が可能
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光回線の原点|フレッツ光について
NTT系の光回線について 現在〇〇光という光回線のサービスは多くの会社が提供をしています。 大きく分けるとNTT系・電力系・ケーブルテレビの3つに分類されますが、 その中でも多くの〇〇光がNTT系の光 ...
光コラボレーション
元々NTTの光ファイバーを利用してのサービスはフレッツ光のみでしたが、
2015年からNTT東西が卸売を開始したことにより始まった仕組みとなります。
NTT以外の会社が独自のサービスや料金を設定して提供している。
代表的な事業者として携帯電話も提供しているソフトバンク光やドコモ光など
独自のサービスにより携帯とインターネットをセットで契約すると割引が入るなどの仕組みもあります。
事業者の数が多く選ぶのは大変だが、割引サービスも充実している
光ファイバー自体はNTT東西が提供している配線を利用している
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光コラボとは?初心者向けに解説します
光コラボとは 光コラボレーション(通称:光コラボ)とは元々NTT東西が提供していた光回線を 2015年から卸売りを開始して始まった仕組みのことで、 NTT回線を利用して他の事業者がサービスの提供をでき ...
電力会社系光回線
上記2つがNTTの光ファイバーを利用しているのに対して、
電力会社系の回線は独自での光ファイバーを所有している。
IO光やコミュファ光、メガ・エッグなど
こちらは電力とセットで割引があったり、一部携帯電話の割引もあったりする。
電力会社系の光回線は独自に持っている電線を利用する為、
NTT利用者よりも利用者が少ないので安定で速いサービスの提供が可能となっています。
各地域の電力会社が整備した電線の範囲でしか利用ができない
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電力会社系光回線ってどうなの?地域ごとの料金や特徴を解説
電力会社系光回線とは 光回線の種類は大きく分けて3つ ①NTT系 ②ケーブルテレビ ③電力会社系 になりますが、電力会社系の光回線はNTTの電線を利用するのではなく、 関西電力など大手地域の電力会社が ...
まとめ
インターネットを閲覧する安定さや読み込みの速度が速い光回線ですが、
戸建てかマンションか物件よってサービス内容が違うことや
サービスを提供している会社や地域によって利用できる回線が異なります。
よりお得に使えるサービスをご利用ください。