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電力会社系光回線ってどうなの?地域ごとの料金や特徴を解説

電力会社系光回線とは

光回線の種類は大きく分けて3つ

①NTT系 ②ケーブルテレビ ③電力会社系

になりますが、電力会社系の光回線はNTTの電線を利用するのではなく、

関西電力など大手地域の電力会社が所有している回線網を利用して

電力会社のグループ会社がサービスを提供している光回線となります。

電力会社系光回線の特徴

NTTのフレッツ光や光コラボが全国に展開しているのに対して、

電力会社系では各電力会社の供給地域のみでのサービス提供となります。

関西電力系の場合は、大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀・和歌山・福井県

ただしご自身の利用先住所が提供可能かどうかを正式に調べる場合は

各電力会社系提供会社の公式サイトでエリア確認が必要です。

サービス提供会社

電力会社系の光回線は東海地方から西側のみの提供となり、

関東地方から東での似た回線はauひかりとなります。

ここから提供している5社について説明をしていきます。

コミュファ光 東海エリア

中部電力管轄となり、中部テレコミュニケーションが提供をしているサービス

提供エリアは愛知県・岐阜県・三重県・静岡県・長野県の一部です。

プロバイダは一体型と選択型の2タイプあり、選択型の場合は

自身でプロバイダを選ぶ必要がある。

光インターネットの他に光電話や光テレビ(地デジ・BS)をセットにしたプランや

【ゲーミングカスタム】というオンラインゲームに特化した10ギガメニューも存在します。

コミュファ光ホーム料金表画像
【戸建てメニュー】

 各プランの月額料金はスタート割を適用した金額になります。

コミュファ光マンションタイプ料金表画像
【マンションメニュー】

 各プランの月額料金はスタート割を適用した金額になります。

上記の料金表ではなく

2022年7月1日から初期費用0円キャンペーンや

他社からの乗り換えに係る違約金・撤去工事費など全額還元

2022年10月1日からは光ネットが1年間980円で利用できるキャンぺーンや

最大で2,190円/月割引のキャンペーンなど、

お得なキャンペーンも行っています。

eo光 関西エリア

関西電力管轄となり、株式会社オプテージが提供をしているサービス

提供エリアは大阪府・兵庫県・京都府・奈良県・滋賀県・和歌山県・福井県の一部

プロバイダは一体型となります。

光インターネットの他に光電話や光テレビ(地デジ・BS)をセットにしたプランも存在します。

eo光料金表戸建てタイプ画像
【戸建てメニュー】

 各プランの月額料金は割引を適用した金額になります。

eo光料金表マンションタイプ画像
【マンションメニュー】

 各プランの月額料金は割引を適用した金額になります。

マンションタイプは物件によってプランが異なる為、

正確なエリア検索をしてから申し込みをしてください。

MEGA EGG(メガ・エッグ)光 中国エリア

中国電力管轄となり、株式会社エネルギア・コミュニケーションズが提供をしているサービス

提供エリアは広島県・岡山県・山口県・島根県・鳥取県

プロバイダは一体型となります。

光インターネットの他に光電話や光テレビ(地デジ・BS)もサービスとして加入可能。

メガエッグ光料金表戸建てマンションタイプ画像

メガ・エッグのでんきとセットでさらにネット料金-550円/月 適用可能

ピカラ光 四国エリア

四国電力管轄となり、株式会社STNetが提供をしているサービス

提供エリアは徳島県・香川県・愛媛県・高知県

プロバイダは一体型となります。

光インターネットの他に光電話をセットにしたプランも存在します。

テレビはケーブルテレビ会社からの提供となり料金は会社により異なります。

ピカラ光料金表戸建てマンションタイプ画像

四国電力のでんきとセット利用で光ネット永年 4,620円(戸建) 3,520円(マンション) 電話は+550円

BBIQ(ビビック)光 九州エリア

四国電力管轄となり、株式会社STNetが提供をしているサービス

提供エリアは福岡県・宮崎県・長崎県・佐賀県・熊本県・大分県・鹿児島県

プロバイダは一体型となります。

光インターネットの他に光電話と光テレビをセットにしたプランも存在します。

BBIQ光料金表戸建てタイプ画像
【戸建てメニュー】
BBIQ光料金表マンションタイプ画像
【マンションメニュー】

九州電力のでんきとセット利用で光ネット永年 -330円(戸建) -110円(マンション) 

メリットとデメリット

地域によって提供会社は違いますが、サービス品質自体は

似ている回線となります。

ここからはひとまとめにメリットとデメリットを解説します。

メリット

回線の安定性

各会社が独自にインターネット網を持っていることから利用者数が

NTT回線と比較すると少ない為、速度の安定が見込めます。

また、回線トラブル時も地域が限られている為、問い合わせなども比較的つながりやすい。

利用料金が安い

定期的にキャンペーンを行っている会社も多く、

月額料金や初期費用を抑えての利用も可能。

料金設定もシンプルなものが多くわかりやすいのも特徴。

auスマホが割引

どの会社でもauスマートバリューを利用することができる為、

回線と携帯をセットで利用することでお得に使うことができる。

auスマホの場合、最大で1,100円の割引が永年適用。

会社によってはUQモバイルの格安SIMスマホでも割引適用ができる。

デメリット

違約金が高い

初期費用0円や割引などにより回線契約時は入りやすいが、

最低利用期間内での解約や契約更新月でも配線の撤去費など

費用が掛かるケースがある為、他社乗り換えの際は注意が必要。

地域が限られる

地域によって利用できるできないがあるが、

提供エリア内などしても周辺の設備や電線の有無などによって

利用ができないケースがある。

またエリアによっては工事までの日数が長いこともある為、

検討する際は早めに手続きをすることをおすすめします。

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